Laravel5.1 リファレンスが発売されました

Laravel リファレンス[Ver.5.1 LTS 対応] Web職人好みの新世代PHPフレームワークが株式会社インプレス様より発売されました。この度見本誌を頂くことが出来ましたので、ご紹介させて頂きます。

早速中身を拝見いたしました。

以下の目次はインプレスのサイトより引用です。

Chap.01 Laravelの概要
Chap.02 Laravelの基本
Chap.03 データベース
Chap.04 フレームワークの機能
Chap.05 フレームワークの拡張
Chap.06 テスト
Chap.07 実践的なアプリケーション構築
Chap.08 Laravelの実践

Chap.01

導入としてLaravelの特徴の説明から開発環境の構築までか書かれています。
Laravel特有のartisanコマンドにも触れられていますので、他フレームワーク経験者も軽く目を通すと良いかもしれません。
XAMPPの構築経験者であれば、すんなりと読めると思います。逆にWebプログラミングの勉強を始めたばかりの人は他の本やWebサイトで補完しながら読み進める必要があります。

Chap.02-03

Chap.02と03を読めば簡単なWebサイトをすぐに作ることができます。
Chap.03ではLaravelのORMであるEloquentとクエリビルダーについて解説されています。
これまで何年もSQLを直に書いていたのですが、LaravelのORMは柔軟性もあり、私自身SQLを直に記述する機会がほとんどなくなったので、是非とも読んで頂きたい部分です。

Chap.04

フルスタックフレームワーク特有の様々機能について解説されています。
どんな機能があるのかだけ把握できれば、自分が必要とする部分だけ読んでも十分です。

Chap.05

フレームワークにある機能や追加パッケージだけでなく、もう少し手を加えたいとなったときに活用できるChapです。

Chap.06

個人的に一番読みたかった項目です。
いくらフレームワークを使ったからといってバグが無くなる訳ではありません。信頼性や保守性を高めるためにもアプリケーションのテストは必要です。
今まで、その都度var_dumpで出力していたので、基本的なところからしっかり読みたいと思います。

Chap.07

XSSやCSRFなどセキュリティ上気をつけておいた方が良い点やLaravelのおすすめパッケージが載せられています。
おすすめパッケージはChap.01 開発環境構築と同時に読んだほうが良いかもしれません。
(composerでインストールするので、後から知ってもそれほど労力はかかりません。)

Chap.08

サンプルとして、アプリケーションを1つ作成しています。
実際に手を動かしながら勉強するタイプの人はChap.08を読みながら、必要に応じて他のページを読み進めるスタイルでもいいかもしれません。

ちょうど1年ほど前、新たなPHPのフレームワークに興味を持ち色々と調べた時期がありました。今もですがCodeIgniterやFuelPHPなど様々なPHPフレームワークが群雄割拠しています。
その中でもメキメキと頭角を現しているのがLaravelです。Verも5.1になりLaravel初のLong Term Supportとなります。LTSはバグは2年、脆弱性対策は3年が約束されており、業務に使用するのも良いタイミングではないかと思います。

Laravelは公式リファレンスも川瀬さんによって邦訳されてWebに公開されていますし、いくつかのサイトが分かりやすいTipsを公開してくださっており、学習環境は整っていると言えます。
なのでわざわざ紙ベースの本がいるのだろうか?と思う人もいるかもしれません。しかし今回見本誌を頂き拝読して感じたことは、広く網羅した情報が1冊の本になっているというのは大変便利だということです。

これからLaravelに触れてみようと思っている方には是非手元に置いて欲しい1冊です。

Laravel リファレンス[Ver.5.1 LTS 対応] Web職人好みの新世代PHPフレームワーク

スポンサーリンク
レクタングル大




フォローする

スポンサーリンク
レクタングル大