足が痛い祖母と行く韓国旅行1日目

 1年も前の旅行を今更レポートしてみます。遅くなってしまいましたが、記録を残さなければならないと思いました。
 今回の旅行は200mも歩くと足が痛くなり動けなくなる祖母を連れて行きました。韓国はまだまだバリアフリーと言い難い街作りがされています。足の悪い祖母を連れていかに楽しめるか?そういった観点からレポートを書いていきます。同じような高齢の方や障害をお持ちの方の参考になれば嬉しいです

1日目

11:00 成田空港着
11:30 成田空港発(OZ-101便)
16:10 仁川空港着
20:00 ホテル着
(空港からホテルの間に免税店2軒)
20:20 夕食

 各飛行機会社には高齢者や幼児、障害者向けのプログラムが用意されています。例えば今回利用したアシアナ航空は「お手伝いが必要な方」というページが用意されています。事前に航空会社に申し込んでおくことで車いすなどの必要な措置を準備しておいてくれます。

 ちなみにアシアナ航空では缶バッチをくださり、それを首からかけると出国手続きやセキュリティチェック、搭乗など各種手続きがファーストクラスよりも優遇されます。同伴者も同じ優遇をしていただけるので離ればなれになることもありません。 空港内は広く、かなり歩かなくてはなりませんので、無理をせずこうしたプログラムに申し込むのがよいでしょう。

 空港からホテルまでは旅行会社の送迎を頼みました。高齢者と一緒の場合はタクシーか送迎をお願いした方がよいです。 途中に免税店に寄るツアーもあると思いますが、免税店の外にベンチなどがあるので、休むことができました。

 ホテルはロッテホテルにしました。ロッテホテルを選択した理由として、各種ツアーの出発地であるため、ホテルから移動することなくツアーに参加できるからです。またタクシーもロータリーで常時待っていますので、ストレス無く移動することができます。

 夕食は福清(ポッチョン)でいただきました。福清は明洞にある焼き肉屋さんです。ここを選択した理由として送迎があるからです。ロッテホテルから福清はとても近いのですが、嫌な顔ひとつせず送迎を引き受けてくれました。ありがたいことです。ただし送迎車がワゴン車なため、搭乗時の段差が大きい点は気をつけた方がよいです。ワゴン車のステップを登るのが難しければタクシーを利用した方が確実です。入り口には4段ほどの階段がありました。全く歩けない方は難しいです。

 肝心のお味ですが、とってもおいしかったです。よく言われることですが牛よりも豚のほうがおいしいです。サムギョプサルはまた食べたいなー。写真はハサミで肉を切ってくれる店員さん。店員さんが肉を全部焼いてくれます。ちょっと慌ただしいですが、韓国のお作法が分からない私たちにはとても助かりました。

 「もうお腹いっぱい!」と言いながら腹ごなしに明洞の通りを散策していると、屋台がありました。祖母はドラマによく出てくる屋台で食べたいと言っていたのでとても喜んでいました。屋台のお母さんは日本語がとってもお上手。お腹いっぱいのはずなのに、ここではオデンとトッポッギをいただきました。

 この屋台の少し奥に両替をしてくれるセブンイレブンがあります。セブンイレブン明洞店
 このお店はレートもよく、店員さんも日本語ぺらぺらなのでおすすめです。韓国海苔やアメも安く売っているので、お土産屋で買わずにこのセブンイレブンで大量に買いましたw

 で、ここからが問題です。明洞市街からロッテホテルに戻るためには地下道を通らなくてはなりません。近くには横断歩道がありません。また地下道にエスカレーターやエレベーターが設置されていません。

 乙支路交差点に横断歩道ができたようです→【NOW!ソウル】乙支路入口交差点に横断歩道誕生!

 ロッテホテルで車いすを借りることができれば、明洞市街の観光もばっちりできそうですね!
 足の悪い人にとって地下道をの階段は大変ツライものです。大通りで事情を話してタクシーを捕まえればよかったのですが、そこまで思いが至らず祖母にはツライ思いをさせて地下道を通らせてしまいました。同じような境遇の方がいらっしゃいましたら、ご注意ください。
 そんなこんなで1日目が終わりました。

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