愛用していたGoogleReader(RSSリーダー)が「春の大掃除」により7月1日で廃止されるようです。
Powering Down Google Reader
RSSリーダー自体が下火なのでしょうか。良い代替サービスが見つかりませんでした。
そこでちょっと難易度はあがるのですが、オープンソースのTinyTinyRSSを導入して見ることにしました。
必要なもの
- PHPとMySQL or PostgreSQLが導入されているサーバー
(データベース管理ツールのphpMyAdminやphpPgAdminがあると便利です。) - ダウンロードしたtt-rss-1.7.2.tar.gzを解凍する。
解凍したフォルダは「tt-rss」とでもしておきましょう。 - schemaフォルダから各DBに合った.sqlファイルをテキストエディタで開く。
私はMySQLを使用しているのでttrss_schema_mysql.sqlを開きました。
- phpMyAdminのSQLに先ほど開いたファイルの中身をコピーして実行
- SQLの実行が完了すると必要なテーブルが作成されます。
接頭語に「ttrss_」が付くので、レンタルサーバーなどでDB数の制限がある場合でも、テーブル名が重ならずに運用できると思います。
- 解凍したフォルダのconfig.php-distをconfig.phpにリネームして先ほど作成したデータベースとの接続設定や基本設定をする。
[php] define(‘DB_TYPE’, “mysql”); //サーバーのタイプをpgsql or mysqlで入力
define(‘DB_HOST’, “yourServer”); //サーバーのアドレス
define(‘DB_USER’, “yourUserName”); //サーバーに接続するユーザー名
define(‘DB_NAME’, “yourDBName”); //接続するデータベース名
define(‘DB_PASS’, “yourPass”); //パスワードdefine(‘MYSQL_CHARSET’, ‘UTF8’); //データベースで使用している文字コード
define(‘SELF_URL_PATH’, ‘http://yourserver/tt-rss/’); //設置したURL
define(‘SINGLE_USER_MODE’, true); //シングルモードのtrue of false
//今回は一人で使うのでtrueとした。define(‘SIMPLE_UPDATE_MODE’, false); //シンプルアップデートモードのtrue or false
[/php] - tt-rssフォルダごとサーバーにアップロードする。
- ブラウザから先ほどconfig.phpで設定したSELF_URL_PASSにアクセスする。
TinyTinyRSSのプログラムをダウンロードする
TinyTinyRSS Wikiにアクセスし、ページ最下部にあるDownloadからファイルをダウンロードしましょう。
記事作成時の最新バージョンは1.7.2でした。
1.8にバージョンアップされ、ファイルの置き場所もgithubに変更になりましたので、アドレスを変更しました。
インストールする
インストールの手順はInstallation Notesに書かれています。
全て正しく作業できていれば、これでTinyTinyRSSのメインウィンドウが表示されます。