Velbon URTLA LUXi L改造

 旅行用の小型軽量三脚を探していたのですがVelbon ULTRA LUXi Lにすることにしました。縮長39cmは実際手にしてみると非常に小さく感じます。しかし5段の足を伸ばしきると身長175cmの自分でもエレベーターを伸ばすことなく、カメラのファインダーがアイポイントに届きそうなほど高くなります。
 さて今回はこのLUXi Lをより使いやすくするために、掲示板やBlogで定番の改造を施していきたいと思います。改造ポイントは3点。

改造ポイント

  • 雲台のチルトバーをチルトノブに付け替える
  • センターポールにフックを取り付ける
  • 脚にウレタンスポンジを取り付ける

 まずは必要なパーツを集めましょう。
 パーツはベルボン株式会社 改造に関するお問い合わせより注文することができます。私は品番などが分からなかったため

ULTRA LUXi Lに取り付ける
・ネジ付きのセンターエンド
(おそらくLUX i センターエンド1/4(4907990800336)という商品だと思います)
・3WAY雲台の丸ノブ
(PHD-41Q用部品 丸ノブ(サイドティルトツマミ))
・End Hook (エンドフック)
(オンラインショップでも購入できますが、できたら同梱してください)

と随分アバウトにお願いしてしまったのですが、しっかりと希望の品が送られてきました。
ちなみに納品伝票にはこのように書かれていました。

丸ノブ(サイトティルトツマミ)
L1:LUXiセンターエンド 1/4
エンドフックS

注文するとこんな感じで届きます。

中はしっかりと梱包されています。

開封したところ。左からエンドフック・センターエンド・チルトノブです。

 もう一つのウレタンスポンジはホームセンターで購入することができます。私が購入した物は「iteck スポンジカバー SGB-220」という製品で内径20mm×長さ220mmでした。同じ製品が楽天にあったので、参考にしてください。→スポンジパイプカバー 内径約20×220mm 5本入り[楽天]

 これで必要な物は揃いました。さっそく改造を施して行きたいと思います。

雲台のチルトバーをチルトノブに付け替える

 なぜチルトノブに付け替える必要があるのかと言うと、この写真をご覧ください。
 このように、収納時は2本のチルトバーが1本になって収納されています。

そのため、実際に使う場合は、1本を引っこ抜いて、別の部分に取り付けなくてはなりません。脚の収納が手際よく行えるため、このチルトバーの設置が手間に感じてしまいます。
そこで、この面倒なチルトバーを使わずに、このようにチルトノブを移設してやれば…。

無事にチルトノブを付けたまま収納袋にしまうことができます。ちなみに余ったチルトバーは箱にでもしまっておきましょうw

センターポールにフックを取り付ける

 長くなってきたので、巻きでいきます。センタポールの先端をグルグルっと回して、注文したセンターエンドと交換し、エンドフックを取り付けます。

 エンドフックを取り付けると、こんな感じで飛び出してしまいますが、これでも収納袋にキッチリ収めることができます。

脚にウレタンスポンジを取り付ける

 スポンジを入れる際、石突きの部分で引っかかってしまうので、このようにビニールをかぶせると良いでしょう。あとはシリコングリス(べたつかず、乾くとサラサラで後も残りません)をスポンジの内部と脚にしっかりと塗布すします。

 ちょっと力を入れて、ギュギュッと押し込めます。

 同じ作業を3本繰り返し、完了です。

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