IIS上で動作するPHPを高速化する

 IISの追加コンポーネントであるWindows Cache Extension for PHPを導入してみたいと思います。


日本語版:Windows Cache Extension for PHP | IIS 拡張機能 | TechNet
英語版:Windows Cache Extension for PHP : The Official Microsoft IIS Site

Installボタンを押すとWeb Platform Installerなるものが立ち上がります。なんだかLinuxを意識しているような作りなのですが、使いづらいことこの上ないので、直接プログラムをDLします。しかしここでも問題が…。日本語版のDLリンクが404になってしまいます。しかたないので英語版ページのfor PHP 5.2と書かれている右側のx86というリンクからPHP5.2用のファイルをDLしました。

DLしたファイルを実行すると解凍する場所を聞いてくるので、適当な場所に解凍してください。
そうすると「php_wincache.dll」というファイルができるので、それをPHPのextensionに指定しているフォルダにコピーします。readmeの中ではC:\Program Files\PHP\extが指定されていました。私の環境ではC:\php\extになります。
(php.iniのextension_dirで指定しているフォルダです)

次にphp.iniで先ほどコピーしたdllを読み込むよう指定します。php.iniの場所も人それぞれ違うかもしれませんが、readmeではC:\Program Files\PHP\php.iniでした。私の環境ではC:\Windows\php.iniです。

php.ini内でdllをたくさん読み込んでる部分があるので、そこに

extension = php_wincache.dll

と追加します。

php.iniを保存して閉じ、IISを再起動させます。

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