前回のレポートから間が開いてしまいましたが、続きを書いていきます。
今回の旅行は200mも歩くと足が痛くなり動けなくなる祖母を連れて行きました。韓国はまだまだバリアフリーと言い難い街作りがされています。足の悪い祖母を連れていかに楽しめるか?そういった観点からレポートを書いていきます。同じような高齢の方や障害をお持ちの方の参考になれば嬉しいです。
2日目
7:00 | ドラマ「冬のソナタ」南怡島・春川 1日ロケ地ツアー |
16:30 | ホテル着 |
17:30 | 土俗村にて夕食 |
19:30 | Nソウルタワー夜景ナイトツアー |
22:00 | ホテル着 |
この2日目、祖母にはかなり無理をさせてしまいました。
まずはAlan1.netで申し込んだドラマ「冬のソナタ」南怡島・春川 1日ロケ地ツアーに出発しました。(ちなみに現地ツアーはすべてAlan1.net経由で申し込みました。問い合わせにも素早く回答があり安心です。)
ソウルから郊外へ1時間強移動するため、集合時間も早めになっています。南怡島は韓国内でも観光地になっているようで大勢の学生が遠足?で訪れていました。
後から知りましたが、島の入り口にある管理棟で車いすを借りることができます。島を散策すると1km弱は歩くので不安な方は借りましょう。
ここで車いすを借りるられることをしらず、祖母はファーストキスのベンチでリタイアしてしまいました。セコイアの並木道を見せてあげられなかったのが心残りです。
ツアーは南怡島を後にし、春川明洞へ移動します。ヨン様の手形に自分の手を合わせて喜ぶ祖母(笑)
チュンサンの家の見学もツアーに含まれていました。しかしこの坂道!祖母はかなりツラかったようです。
夕食はホテルからタクシーで土俗村へ。烏骨鶏の蔘鷄湯をいただきました。ここのカクテキがものすごいおいしかったです。しかし祖母は疲れていたのか、はたまた真っ黒な鳥に驚いたのか、ご機嫌がななめorz
この日はまだまだ動きます。夕食後ホテルに戻り、Nソウルタワー夜景ナイトツアーへ出発。Nソウルタワーは小高い丘の上にあるため、かなり急な坂を登らなくてはなりません。今回はツアーガイドさんが施設の方と交渉して下さり、タワーの麓まで車を入れて下さいました。
しかしそれでも50mほど急な坂を登らなくてはなりません。痛む足を引きずりながら一歩一歩、祖母と坂を登りました。そうして見ることができたNタワーはとても綺麗でした。ドラマにもよく出てくるNタワーを見ることができた祖母はとても満足そうに喜んでいました。
この日は足の悪い祖母にとってかなり大変な旅程だったようです。祖母の疲れを察知した私は、翌日も同じような旅程ではまずいと思い、空き時間を利用して車いすの手配などを調べました。日本からではなかなか得られないバリアフリー情報もホテルのコンシェルジュなどの助けもあって得ることが出来ました。その結果、この日をピークに祖母の負担は減り、帰る頃には終始笑顔を見せてくれました。