サウンドカードの調子がいまいち良くないので、DAC兼HPAとしてFostexのHP-A4[AA]を購入してみました。
サウンドカードとの比較
今までも一応Auzen X-Fi Bravura 7.1を使用しており、HPA付きのサウンドカードでしたので、そこそこの音質だったと思います。
ヘッドフォンはAKGのK550を使用しています。
(K550の簡単なレビュ-)
HP-A4[AA]に買い替えてすぐに感じたのは解像感の向上です。
使っているK550もAKGの中でリファレンスモデルと位置づけられているように、フラットで解像感の良い音を出してくれていました。
そのK550とHP-A4が合わさり、かなり解像感の良い音を聴かせてくれます。
他には、音が出るときは出て、引っ込むときは引っ込むと言った印象も受けました。
また解像感とも関連があると思いますが、サウンドカードに比べて立体感も少し増したようです。
今回中古で3万を切る価格で手に入れました。比較対象のサウンドカードも確か8千円台で購入したと思います。
確かにHP-A4の方が音質は良いのですが、正直2万円多く出して聴きたいかと言われれば微妙です。
オンボードからHP-A4に切り替えれば、ものすごい音質の向上が見込めるのですが、すでに1万円前後のサウンドカードを使っているのであれば、まず価格差の2万円でヘッドフォンを良いものに買い替えた方が音質の向上が見込めるはずです。
ハイレゾを聴いてみた。
公式サイト
公式サイトのスペックを見てもらうと分かるように、HP-A4は24bit/192kHzのハイレゾ音源にも対応しています。
早速いま流行のハイレゾ音源を試してみました。
NIKIIEさんの曲が無料配信されていたので、そちらで聞き比べてみました。
聞き比べてみると分かるのですが、ハイレゾの方が音が滑らかです。綿と絹の違いと言ったら分かりやすいでしょうか。
後は音と音の間に奥行きが出る、立体感が向上する気もします。
確かに2曲続けて聞き比べれば分かるのですが、1曲だけ聴いた際にハイレゾかどうか判断できるか?と問われれば、私の耳では聞き分けられないと思います。
間違いなく音質は向上しています、しかしこれだけの差のためにハイレゾ環境を高いお金を出して構築するのはもったいない気がしました。